活動報告

ヘラクレスオオカブト飼育途中報告 ~産卵と竹マット作成~

記 十六期生 谷川義宜

キノコの廃菌床を利用して育てたヘラクレスオオカブトが産卵しました。これから1カ月程度かけて孵化する予定です。産卵始めや昆虫の未成熟が原因での無精卵も多いので、無事に元気に育ってくれるといいのですが・・・。

現在実験的に、1次発酵済みの竹チップをさらにミキサーにかけて竹パウダーにして、発酵熟度を上げた上で、ヘラクレス飼育に適したマットの作成を始めています。近年廃菌床同様、竹の再利用方法が色々検討されています。竹は伐採した後そのまま放置しても土に還るのには最低10年以上かかってしまうので、チップやパウダーにして土に還す方が効率が良いそうです。次期は、竹で育てたヘラクレスオオカブトを報告できるように引き続き実験を継続していきます。また進展がありましたらご報告致します。

廃菌床の再利用を通して環境問題に挑戦!②

記 十六期生 谷川義宜

社会福祉法人・けやき社会センター様に頂きました廃菌床を使用し、甲虫が成長しました。
気温が上がり、ヘラクレスオオカブトも季節の目覚ましを感じ取ったかのように、次々に蛹から成虫へと成長し、元気に顔を出してくれています。まだまだ眠いようで、またすぐに土中に潜ってしまう子達もいます(笑)

一方まだまだ幼虫も多く、同じ飼育をしていても個体差があります。付き合う時間が長いと個々の虫によって性格が違うようにも感じます。人間と同じですね。
引き続き廃菌床の再利用で飼育を続けていきます。

常友祭で卒業生と在校生のコラボ商品を販売しました

常総学院高校クッキング部では、常友祭に「常総バームクーヘン」を出品しました。世界一のバリスタである粕谷哲さんのコーヒー豆を使い、「バーム工房つかもと」さんご協力のもと、あずきとコーヒーのバームクーヘンを作成しました。

バーム工房つかもとさんの社長も当校の卒業生で製造にあたり、工場見学やブレンドの比率など全面的にご協力を頂きました。おかげ様で、発売即完売となりました。
来年はコロナが収束し一般公開出来るようになれば、数量を増やして販売したいと思います。

廃菌床の再利用を通して環境問題に挑戦!

記 十六期生 谷川義宜

令和四年十月二十八日に、千葉県我孫子市にある社会福祉法人・けやき社会センターに、同期生二名(谷川義宜・大久保実)でお伺い致しました。
経緯としては、私が半年ほど前にキノコの廃菌床が大量の産業廃棄物となっているという事実を知り、甲虫飼育や農業への廃菌床の再利用に挑戦したいと思い、手あたり次第茨城県・千葉県のきのこ業者に連絡を取ったことから今回の訪問に至りました。
けやき社会センター様は、生活介護事業所として障がいのある方々の活動支援を行っており、実際にパン製造やきのこ栽培に取り組まれていました。

担当者の方にお伺いをしたところ、廃菌床の処理には労力だけでなく、費用もかかるとのことですので、諸手を挙げてご協力頂けました。実際に廃菌床三百個(約六百キロ)を運ぶ作業は、就労者の方々にお手伝い頂き、楽しく交流しながら苦労無く終えることができました。
頂いた廃菌床は、高校ラグビー部部室近くで保管し、今後農作業等に有効的に再利用させて頂く予定です。

今後進展があり次第会報誌やホームページで紹介いたします。また、会員の方の中でご興味ある方がいらっしゃいましたら、ぜひ同窓会事務局までご連絡ください。